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調剤薬局・Q&A
サプリメントについて
サプリメントの選び方・注意点
サプリメント・Q&A
 
 
 
 

調剤薬局・Q&A

Q. 調剤薬局は何をするところなの?

調剤薬局は、病院やクリニックで交付される処方せんに基づいて、お薬を調剤し患者様へお渡しするところです。また、お薬を安心して服用していただくために、服用方法、効き目、副作用、保管方法、注意点など十分に説明させていただきます。
処方せんをお持ちでなくても、お薬やサプリメント、食事など健康に関するご相談お受けいたしますので、ご気軽にお立ち寄りください。

Q. なぜ薬局でいろいろ聞かれるの?

調剤薬局では、処方せんに記載された薬と患者様の症状があっているかどうかを確認させていただいております。また、他の病院で服薬中の薬、サプリメント、健康食品なども患者様個々の大切な情報となります。病院で聞かれたことと同様のことを聞かれ、面倒だなと感じられるかもしれませんが、薬剤師が確認することが安心・安全な治療につながります。ご協力をお願いします。

Q. 処方せんってなにが書いてあるの?

処方せんには、服用されるお薬の名前、お薬のかたち(錠剤、カプセルなど)、服用方法、服用日数、医師名などが書かれています。最近ではお薬の成分名で記載されることもあるため、実際服用される薬の名前と異なることがあります。

Q. 処方せんに有効期間はあるの?

病院やクリニックで交付される処方せんの使用期間は交付の日を含めて4日いないとなっております。これには休日や祝日も含まれますので、処方せんの使用期間には十分にご注意ください。

Q. お薬手帳って何?

ご自分のお薬の名前や飲む量、飲み方だけでなく、薬に対するアレルギーや体質なども記載できるものです。
病院やクリニック、薬局まで、お薬手帳を医師、薬剤師に見せることで、お薬の情報が正しく伝わり、同じ作用のお薬の重複や良くない飲み合わせが避けられるため、治療方針を検討するのに役に立ちます。

Q. ジェネリック医薬品って何?

ジェネリック医薬品は、厚生労働省が先発医薬品と同等と認めた医薬品です。先発医薬品の特許満了後に、有効成分、分量、用法、用量、効能及び効果が同じ医薬品として新たに申請され、製造・販売される安価な医薬品です。また、製品によっては大きさ、味、においの改善、保存性の向上等、先発医薬品よりも工夫されたものもあります。

Q. お薬はどのように保管すれば良いですか?

お薬の性質が変わってしまう可能性があるため、湿気や高温(炎天下の車内など)、直射日光などの強い光を避けで保管してください。また、安全のため、乳幼児の手の届かないところで保管してください。
また、お薬によっては、冷蔵庫で保存するもの、暗いところで保存するものなど、特徴がありますので、薬剤師のお話を聞くようにしてください。

Q. お薬はどのように飲めばいいですか?

基本的には、お水がぬるま湯で服用してください。ミネラルを多く含んだ硬水など、お薬によっては、相性の悪いものもありますので、薬剤師にご相談ください。

Q. 薬の飲み方について、教えてください。

○食直前  食事の10分前以内
○食 前  食事の30分前以内
○食直後  食事の10分後以内
○食 後  食事の30分後以内
○食 間  食後2時間後 食事と食事の間
 

 
 

サプリメントについて

サプリメントは「栄養補助食品」「健康補助食品」とも呼ばれ、不足した栄養成分を補助するための食品に位置づけられています。おもにビタミン、ミネラル、アミノ酸やハーブなどがあります。  現代の日本では食事が十分にとれないということはほとんどありません。しかし食品自身の栄養価の低減、加工食品・インスタント食品の摂取やストレスなどにより体の栄養バランスが崩れてしまっている人が多く見られます。そこでサプリメントが偏った栄養バランスを補ってくれるものとして注目されています。

ビタミン、ミネラルとは?

栄養素の中で、たんぱく質、脂質、炭水化物(糖質)、ビタミン、ミネラルの5種類を「五大栄養素」といいます。その中でビタミン、ミネラルはエネルギーになるものではありません。しかし、他の栄養素の代謝をあげる時の手伝いや、体内のエネルギーをつくりだす働きを助ける役割など、たんぱく質などと同様に人間が生きていくうえで必要不可欠なものになります。 現在ビタミンとして認知されているものは、水に溶けるビタミン9種類と油に溶ける脂溶性ビタミン4種類の合計13種類があります。必要な量は少ないのですが、人の体の中で作ることができなかったり、作られても量が十分ではなかったりするので、食べ物からとる必要があります。

水溶性ビタミン
ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)
ビタミンC
尿などに排出されやすく、体の中にためておくことができません。必要な量を毎日とることが大切です。

脂溶性ビタミン
ビタミンA、D、E、K
あぶらと一緒にとると吸収率が上がります。排出されにくく、とりすぎると過剰症になるおそれがあります。

ミネラル(無機質ともいいます)には、カルシウム、鉄、ナトリウムなどがあります。必要な量は少ないのですが人の体の中では作ることができないので、食べ物からとる必要があります。ミネラルは、骨などの体の組織を構成したり、体の調子を整えたりする働きがあります。その中でも健康増進法に基づく食事摂取基準の対象として厚生労働省により定められているミネラルは13種類あります。

①ナトリウム ②マグネシウム ③リン ④カリウム ⑤カルシウム ⑥クロム ⑦マンガン
⑧鉄 ⑨銅 ⑩亜鉛 ⑪セレン ⑫モリブデン ⑬ヨウ素

アミノ酸・たんぱく質とは?

たんぱく質は、筋肉・内臓・皮膚・爪・毛髪など人の体のいろいろな部分を作るのに欠かせない栄養素で、主としてアミノ酸からできています。たんぱく質は、「動物性たんぱく質」と「植物性たんぱく質」の2つに分類できます。どちらもたんぱく質ですが、それを作っているアミノ酸の種類や量が異なるので、それぞれのたんぱく質を含む食品をバランスよく食べる必要があります。

アミノ酸の種類
アミノ酸は20種類あり、これらを組み合わせてできるたんぱく質の種類は無数にあります。アミノ酸には、体内で合成できるものとできないものがあります。体内で合成できない9種類を「必須アミノ酸」といい、食事からとる必要があります。

必須アミノ酸
ヒスチジン、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン
トレオニン、トリプトファン、バリン
それ以外のアミノ酸
アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、グルタミン
グルタミン酸、グリシン、プロリン、セリン、チロシン

その他のサプリメントは?

ビタミン・ミネラルやアミノ酸のサプリメントの他にも多くのものがあります。代表的なものにはハーブ系、DHAなどの不飽和脂肪酸サプリメントやグルコサミンなど多数あります。  ビタミンやミネラル以外にも私たちに必要な栄養素はたくさんあります。自分に必要な栄養素をしっかり知り、上手に摂取しましょう。


 
 

サプリメントの選び方・注意点

サプリメントは食事のかわりになるものではありません。あくまでバランスのよい食事をとることが大事です。またそれに合わせて運動や休息・睡眠を十分にとることも大切です。

ラベルの表示

ラベルには多くの情報が載っています。よく見て選ぶ必要があります。

①原材料名
使用されている原材料が添加物も含めて、含有量の多い物から順に記載されます。
②栄養成分表示
成分表示の必須項目は、エネルギー,たんぱく質,脂質,炭水化物,ナトリウムの5項目です。この表示に続き、ビタミンやミネラルなどの栄養成分が記載されている製品もあります。
③内容量
何日分入っているか記載があり、価格の比較等にも重要です。
④摂取方法
基本的にラベルに記載されている一日の摂取量を守るようにしましょう。記載は「一日2カプセルを目安に水などでお召し上がり下さい」などとなっています。薬の場合、「朝・夜。食後に1カプセル」となるのですが、サプリメントは薬ではありませんのでそう言った記載は法的に出来ません。 特に注意書きがなければ、食事と一緒に取るのが良いでしょう。
⑤摂取上の注意
「妊娠中の方は・・・」「食物アレルギーのある方は・・・」「病気治療中の方は・・・」など、大変大切な摂取するときの注意が書かれています。原材料によっては、薬と同時に摂るとよくないものもあります。必ず守るようにしてください。
⑥保存方法・賞味期限
保存方法・賞味期限は守るようにしてください。守らない場合、安全性や品質等が保障されないことがあります。

サプリメントの価格について

サプリメントの価格はピンからキリまであり、使っている材料や製法などによって大きく変わってきます。しかし、安すぎるものだけでなく高すぎるものも注意が必要です。
品質=価格であれば問題ないのですが、中には「値段が高いからきっと効果があるだろう」と考える方々を意図的に狙った価格設定をしている製品もあります。品質についてよく考慮する必要があります。
基本的にサプリメントは、長期間摂り続けるものです。経済的に毎月購入できる価格帯の物を選ぶのはとても大切なことです。

品質について

薬は新薬として世に出るまで、多くの臨床実験が行われ、安全性,や効果・効能などが確認されてから発売されます。サプリメントには薬のような法的なものはありませんので、安全性や効果の証明なしに発売することができます。
そのため、サプリメントといえど薬と同じレベルの臨床実験が行われ、安全性や効果・効能が科学的に証明されている会社の製品を選ぶべきです。

お薬との飲み合わせについて

サプリメントは食品ですがお薬との飲み合わせに注意しないといけないものもあります。代表的なものには以下のようなものがあります。

サプリメント
医薬品
作用の変化
セントジョーンズ・ワート 気管支拡張剤、血液凝固防止剤、抗不整脈薬など 効果の減弱
グレープフルーツ カルシウム拮抗薬(降圧薬)、抗血小板剤など 効果の増強、副作用注意
クロレラ、青汁 ワーファリン 効果の減弱
イチョウ葉エキス 血液サラサラの薬全般 出血傾向増加

その他多くのサプリメントで飲み合わせに注意が必要なものがあります。特定保健用食品(トクホ)ではお薬と同じような作用をするものもあり副作用にも注意が必要になります。

お薬を飲まれている方で、サプリメントを飲まれているまたは今後飲もうと考えている方は医師や薬剤師に相談されるのが良いと思われます。

 

サプリメント・Q&A

Q. お薬との違いは?

まずサプリメントは食品に分類されています。成分の含有量も決められておらず、また病気の治療を目的としたものではありません。サプリメントはあくまでも健康の維持や増進が目的になります。

Q. 副作用はないの?

食品ですので通常副作用はありません。しかし、通常の食品と同じ様にアレルギーや体質によっては副作用が起こることもあります。また摂りすぎることにより副作用が起こることも考えられます。
基本的には記載されている用量を守って頂き、もし体に不調が生じた場合は一時やめていただくことをおすすめします。

Q. 飲むタイミングは?

基本的にはいつ飲んでいただいても大丈夫です。  サプリメントは薬とは違い『朝・夕食後に1カプセルずつ』などとの記載ができません。しかし、消化吸収や飲み忘れを考えると食事にあわせて摂っていただくのがおすすめです。また、持続性などを考慮し1日数回に分けるほうが良いでしょう。

Q. お薬を飲んでいるけど?

ほとんどのサプリメントは一緒に飲んでいただいても問題ないと考えられています。しかし、一部のもので飲み合わせに注意の必要なものもあります。医師や薬剤師に相談するようにしてください。

Q. 妊娠・授乳中は?子どもは?

食品になりますので基本的には妊娠中や授乳中に摂っても問題ないと思われます。ただし、ビタミンAや大豆イソフラボンなど過剰に摂ることにより胎児への影響が懸念されるものもあり、そのようなものはサプリメントで摂ることはおすすめできません。逆に葉酸などのようにサプリメントで摂ることを推奨されているものもあります。
妊娠中・授乳中の方で、サプリメントを飲まれているまたは今後飲もうと考えている方は医師や薬剤師に相談するようにしてください。
サプリメントの多くは成人向けに出来ているため子どもが飲む際は1/3 ~ 1/2程度の量を目安にしてください。また日本人の食事摂取基準を参考に摂取するようにしてください。ハーブなどのサプリメントは摂り過ぎなどによる害を考えるとおすすめできません。
また子どものときは、サプリメントに頼るのではなく、3度の食事が基本になります。この時期に得る食習慣は、その後の生涯の食習慣の基礎となるため、望ましい食習慣を身につけることが大切です。

Q. 保存は?

開封・未開封に関わらず、直射日光を避け、湿気の少ない涼しいところに保存してください。また、開封後はチャックをしっかり閉めて保存してください。
商品によっては冷蔵保存などもありますので、ラベルの表示を確認してください。

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