こんにちはふれあい薬局の大橋です。

この時期は暑さも落ち着いてきて体を動かす機会も多くなると思いいます。

そこで今回は市販の湿布剤の選びかた、注意点について簡単に紹介したいと思います。

 

湿布剤は大きく分けて2種類に分けられます。

1つは解熱鎮痛剤NSAIDsを含有するもので、痛みを抑える効果が他のものに比べ高く、中には病院でもらえる湿布と同じ成分量のものもあります。

ただし、喘息がある方や15歳未満の小児、妊婦さんは使用できないといった注意や、ごくまれにショックなどを起こしてしまう可能性がある、という注意点もあります。

 

もう1つはサリチル酸メチルやビタミンEが有効成分の古くからある貼付剤です。

鎮痛効果は上記のものよりは穏やかなものになりますが、15歳未満の小児や妊婦さんも使用することが出来ます。副作用も少ない為、気軽に使用しやすいといった特徴があります。

 

テープとパップの選び方は、テープという肌色の薄い湿布は慢性的な痛み、パップという白色のヒンヤリする湿布は急性期の痛みに適しています。

ただし関節や汗をかきやすい所に使用する場合ははがれにくいテープの方が適している場合もある為、貼る場所も考慮して選ぶようにしましょう。

 

 

最後に、今回紹介した湿布剤は内服薬に比べ手軽に感じられるかもしれませんが、用法容量は守って使用し、症状が改善しない場合は使用を中止して、医師の診察を受けるようにして下さいね。

 

 

※妊婦さんや妊娠の可能性のある方、お子さんや使用できる薬剤に制限がある方は必ず相談し、ご自身でもパッケージ、添付文章を確認した上で使用してください。